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和服から洋服へ その歴史 明治編
投稿日: 2021年8月28日
残暑が厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今日から数回に分け、日本の服装の文化について、私なりに勉強し、お伝えしていければと考えております。お付き合いくださいね。
今では、洋服を着ることが当たり前の日常となり、和服を着ることは、非日常という方が多いのではないでしょうか?
私自身、お茶のお稽古や結婚式、夏の浴衣など以外で、日常で和服を着ることはほとんどありません。
ですが日本では、わずか数十年前までは、和服が一般的だったのです。
日本で最初に洋服を着た女性は上流階級の貴婦人でした。
明治10年以降、不平等条約の改正を実現するために、日本が、欧米並の文明国であることを示す必要がありました。
社交施設の鹿鳴館を建設し、各国の外交官を招待して、連日舞踏を開き、招待側の日本の高官も西洋のマナーに習い、婦人を同伴して参加しました。
洋服を着こなすのはもちろんのこと、マナーやエチケットをわきまえ、ダンスを踊ることも文明国の一員であることを示す大切なプレゼンでした。
高官の婦人は国家的な使命が課せられていたのですね。
このことが、日本で洋服を着るようになった1つのきっかけです。
ですが、明治20年には、欧米化政策の熱も冷め、男女ともに江戸時代のような和服が復活しました。
そんな中、女学生のファッションに注目が集まりました。
西洋婦人の髪型を真似て、前髪をポンパドールにし、矢絣の着物、海老茶袴という姿です。
のちに世界的なオペラ歌手になった「三浦環さん」が女学生時代に、その姿で自転車を乗りこなす姿を、「ハイカラさん」の代名詞になりました。
(ハイカラとは西洋風でしゃれた人のこと)
昭和初期にセーラー服が普及するまで、女学生の定番スタイルはこれだったのです。
明治時代は、まだまだ裕福な一部の人達が、洋服を着始めた時代であり、まだまだ日常に洋服が普及する出来事ではありまあせんでした。
ある調べによりますと、大正14年時点でも、銀座通りを歩く女性の洋服は、わずか1%だったそうです。
次回は大正時代の和装から洋装の変化をお伝えしたいと思います。
参考文書 国立公文書館 アジア歴史資料センター(アジ歴グロッサリー)より
~結婚式でのお母様のバッグは~
投稿日: 2021年8月27日
結婚式のようなフォーマルな場では、小ぶりな『バッグ』が基本です。
「たくさん荷物を入れたいから…」と大きな鞄はNGです。
また基本的には肩からさげるショルダータイプではなく、小さな『クラッチバッグ』や『ハンドバッグ』など手に持つタイプを選びましょう。
洋装における『バッグ』はドレスアップのための『アクセサリー』の一つです。
ドレスに合わせて、シューズとバッグを同じ色で揃えるのもお洒落です。
ママズドレスでは、ドレスに合った小物のご提案もさせて頂いております。
是非弊社スタッフに、ご相談くださいませ。
トータルでレンタル頂けます。
投稿日: 2021年8月24日
Mama’sDressでは、ドレスだけでなく、ドレスに合うネックレス、イヤリング、コサージュ、バッグ、パンプスも全てレンタルでご利用頂けます。
コーディネーターがアドバイスさせて頂きながら皆様楽しくお選びいただいております。
これからご婚礼に参列予定の方は是非一度お試しくださいませ。
ママズドレスはお父様を始めお母様、ご親族様の為のレンタルドレスをご用意しております。
まずはご来店予約をお電話やホームページのご予約フォームより賜っております。
みなさまのお越しをお待ち申し上げております。
岩出店(和歌山県)オープン記念キャンペーン好評開催中‼
投稿日: 2021年8月23日
ママズドレス6店舗目になる岩出店(和歌山県)の
オープン記念キャンペーンが、大変好評を頂いております。
8月1日(日)~31日(火)の期間中、
事前予約でご来店して頂いた方にQUOカード500円分をプレゼント。
また期間中ご成約頂いた方への特典といたしまして
イヤリングレンタル料を無料サービスさせていただきます。
ご予約の際に、「キャンペーン利用」とスタッフへお申し付けください。
開催日数が残り少なくなりました。
ぜひ、このお得なキャンペーンをご利用くださいませ。
皆様からのご予約をお待ちしております。
女性の昼間の正礼装ローブモンタント その明治の歴史を探る
投稿日: 2021年8月15日
8月ももう半ば、今年はまた梅雨が逆戻りのような日が続きますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今日はローブモンタントについて、少し勉強したいと思います。
ローブモンタントは、フランス語で Robe Montanteと書きます。
モンタントとは「上がる」「登る」「高まる」を意味していて、高い立ち襟のドレスを表しています。
夜の正礼装「ローブデコルテ」は肩や背中も露出しているのが特徴ですが、昼間は肌の露出を控えます。
女性の和装の礼服は明治11年に宮内省内達により定められ、次に明治19年には礼式相当の西洋服装が認められました。
その際に、通常礼服として規定された服装が「ローブモンタント」です。
明治天皇の后、昭憲皇太后が当時、昼食会や面会などの際に着用されていた「通常礼服(ローブモンタント)」が、全国の神社仏閣や服飾関係の学校法人などに10着以上保存されていたことが、2021年3月に東京新聞の調べでわかりました。
保存状態は概ね良好で、当時の多彩なローブモンタントの一端が浮き彫りになりました。
手作業で1つ1つ心をこめられ作られたことがわかる貴重な資料です。
明治神宮に2点、杉野学園衣装博物館に1点、文化学園服飾博物館1点、善光寺大本願に3点、長福寺1点、大本山誕生寺に1点など、所蔵されているそうです。
十二単から洋装に劇的に服制が変わった時代の貴重な資料であり、生地は国産なのか、フランス製なのかなど細かいことも調査されています。
ご興味がある方は、カラーでドレスの写真も紹介されていますので、「よみがえる明治のドレス、皇后の仕事着ローブモンタント11着 全国の寺社や大学に保存」の記事を検索してみてください。
~結婚式でのお父様の衣裳について~
投稿日: 2021年8月13日
ドレス選びのポイント
投稿日: 2021年8月12日
お母様にとってドレス選びは楽しみのひとつですよね。
ですが、自分にはどんなドレスが似合うのか迷われる方も多いと思います。
今回は、ドレスのラインについてご紹介いたします。
【フレアー・Aラインドレス】
ウェスト位置が高めでスタイルが良く見えるタイプです。
裾広がりなラインのため歩くたびに裾が揺れて
女性らしい柔らかな雰囲気があります。
華やかでエレガントな印象なため、大聖堂やホテル挙式に合います。
また、下半身のラインが出ないため体系カバーしたい方や、
スラッと見えるため身長の低い方にもおすすめです。
【スレンダーライン】
程よく体にフィットするためスッキリと見えるタイプです。
大人っぽく落ち着いた印象です。
リゾートウェディングやレストラン挙式に合います。
ママズドレスでは、お母様世代がより素敵に見えますよう
オリジナルドレスをお作りしておりますので
きっとお客様のご希望に添える一着に巡り合えるでしょう。
まずは専属スタイリストまでお気軽にご相談下さいませ。
皆様からのお問合せ、ご予約をお待ちしております。
いつの時代も愛されるパール
投稿日: 2021年8月10日
ご好評につきレンタルのパールとご購入頂ける本真珠をご用意しております。
店頭でお試しくださいませ。
ママズドレスではフォーマルドレスをレンタル頂いたお客様にリーズナブルな価格で
小物もご用意させていただきます。
その場でトータルコーディネート出来ますのでとても便利だと好評です。
是非ご試着の際に合わせてみてくださいませ。
ママズドレスはサイズも豊富です。
投稿日: 2021年8月9日
オリジナルでお作りしておりますドレスは、
日本人に合わせたサイズ展開をしており、
さらにお客様のご身長や体型に合わせ微調整もさせていただいております。
既製品のレンタルドレスにはない、
着心地の良さとおサイズ感をきっと感じて頂けます。
挙式当日、快適に過ごせますようサポートさせていただきます。
なかなかご自分のおサイズに巡り合えなかったとお悩みのお客様、
まずはお気軽に専属スタイリストまでご相談下さい。
皆様からのお問合せ、ご予約をお待ちしております。
~ママズドレスの靴は…~
投稿日: 2021年8月6日
ママズドレスではドレスはもちろんですが、靴もオリジナルで製作しております。
靴が合わず、痛くて一日ブルーになった経験は、よくある話です。
ドレスは着易くてデザインも気に入って頂け素敵でも、足が痛く笑顔になれないのは、とても残念です。
ママズドレスの靴が好評なのは
①こだわりの木型と厳選された素材、細身に見えますが3Eでお母様が疲れないよう製作
②熟練された職人によるJAPAN MADEの一品で心地よい履き心地
③ドレスや小物との調和も考えたデザインとカラーで、足元までお洒落
是非、ドレスと一緒にトータルコーディネートをお勧めいたします。
参列者様の衣装もママズドレスで!
投稿日: 2021年8月5日
ママズドレスでは、ご参列予定のおば様・祖母様の方の衣装も
多数取り揃えております。
華やかなジャケットにすっきりとしたロングスカートや、
デザイン性のあるワンピースにボレロなど、
お好みのコーディネートをお楽しみ下さい。
また、ドレスに合わせてアクセサリーやシューズ、バックなどの
小物もご用意しておりますので、トータルコーディネートがかないます。
まずはお気軽にお問合せ下さいませ。
結婚式、なぜご両親はモーニングと黒留袖という組み合わせ?
投稿日:
コロナ渦でのオリンピック。いろんなご意見があるかと思いますが、大会を運営されている関係者の方々や、ボランティアの方々に感謝しながら、テレビの前で観戦し胸を熱くしております。
さて、「結婚式で父上は洋装(モーニング)なのに、母上が黒留袖?」というご質問をいただきました。
これはカップルの結婚式のセレモニーが、神前式からキリスト式に移行してきたことに大きな原因があると言われています。
もともと、紋付き袴姿だったお父様の衣装が、チャペルでお嬢様とバージンロードを歩くとき、不釣り合いだということになり、モーニングを着用される方々が増えたからという説が一般的です。
本来はご夫妻で着物だったのが、チャペル式が増え、父上の洋装が定番になったんですね。
昔は確かに、新婦のお父様だけがモーニングで、新郎家のお父様は紋付き袴というスタイルもあったように記憶しています。
それよりもっと昔の写真などを見ますと、ご両家ともに、お父様は紋付き袴を着用されている写真がほとんどです。(ちなみにモノクロの素敵な写真がインターネットでも見られます)
私が大阪のリーガロイヤルホテルでプランナーを始めた1997年当時は、まだ神前結婚式も多く、父上が和装をされているお姿も多く拝見しました。
2000年頃からは、めったに父上の和装を見なくなりました。
最近は、お母様もチャペルに映える正礼装ドレスを着用されることが増えてきましたので、ご両親ともに洋装のスタイルも珍しくなくなる日が近いのかもしれません。