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~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2024年8月5日
各パーティー会場でお飲み物を頂く事になるかと存じますが、グラス類は手の温度で温めると、ビールや白ワインを冷たく冷やしている意味がなくなりますので、上品に両手で持たず、片手に持ちます。
隣の方にビールを注ぐ際は、注ぎ足しは出来るだけ避けましょう。ワインを注ぐ際はテーブルにグラスを置いたままで、注ぐ方も頂く方も持ち上げる必要はありません。グラスを倒したり、ワインをこぼしたり、ナイフを落としたりした場合、自分で取ったり片付けたりせず、軽く手を挙げてボーイさんに処理して頂きます。
自宅で家族や友人と頂く時はマナーにこだわらず自由奔放に頂くのが一番美味しいかとは存じますが、各パーティーでは口の中に食べ物を入れたまま話すのではなく、飲み込んでからお話するように致しましょう。
一人だけ食べるのが遅かったり早かったりすると、タイミングが外れてしまいます。周りの速度に合わせながら頂く事も大事です。
勿論の事、身を乗り出してテーブルに肘をついたりするのも避けたいものです。お話が弾むからといって、大きな声で喋ったり大笑いすることも避けましょう。
以前、仕事後に披露宴会場に時間ギリギリで到着した際、私は化粧が落ちており、両隣の女性はバッチリと化粧なさっていたので、自分は少し見劣りしていると落ち込んだことがございました。しかし、乾杯後、両隣の女性の口紅がグラスにベッタリついたことに、円形テーブルの前の男性の方々の目線が集まり、更に「香水の匂いが強くて料理の味がわからない」と聞こえてきた際、私の方がマシでは…と思ったことがございます。
化粧も香りも衣装も、誰がメインなのかを重視して何事もほどほどに致しましょう。
さて、ロングドレスで車の乗り降りをする際は、少し裾を持ち上げ、小腰をかがめ、頭を低くし、腰からシートに掛けます。続いて両膝を揃えたままでかかとを持ち上げるようにして深く乗り込みます。降りる際は、出来るだけドアの方に腰を近づけ、ドレスの裾を少し持ち上げてつま先を車の外に出し、小腰をかがめるように外に出ます。一度ママズドレスでドレスを着た状態で、2つ椅子を連ねて乗り降りをする練習をすると、わかりやすいのと同時に美しい乗り降りができます。
各パーティーは色々な方に自分を見て頂く場所でもあるので、品のある所作を身につけるとイメージアップにもつながるでしょう。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2024年5月12日
今回は美しい食事の頂き方(フランス料理(西洋))について記載致したいと存じます。
口で料理を迎えにいくような犬食い等はせず、いくら美味しくとも食べることに夢中になると、周りが見えなくなります。あくまでも同席という気持ちを忘れずに、指先まで美しく、心にゆとりを持ちましょう。
全員の方が席につかれ、料理が運ばれてくるまで談笑し、頃合いを見てナフキンを横長の二つ折り(折り目を手向こう)にして、膝にのせ、口の汚れを拭き取る時は内側の右から左へと移動。指先の汚れは内側の奥の方を使い、汚れたならひっくり返して、また内側の右から左へと使うと、常に口元も指先もナフキンも清潔に保てます。どうしても電話やトイレに中座するのであるなら、ナフキンを椅子の背もたれに掛けるか、椅子に置いておくこと。ボーイさんへの「席を離れます」という合図になりますが、テーブルの左側にたたんでおくと、「料理を食べ終わりました」という意味になり、料理をひかれてしまいますので心得ておきましょう。
カトラリー(フォーク、ナイフ等)が並んでいるので、外側から内側へと順に使い、食事中ずっとフォークとナイフを持ったままではなく、談笑しながら一口含んだなら、フォークを左側、ナイフを右側に「ハ」の字に置きます。「料理が途中です」という意思表示になり、フォークとナイフの長さの3分の2はお皿内に入れ、エッジは人に向けず、自分の方に向けて、同席の方に刃先が向くのは避けましょう。お食事が終わりましたら、時計の針に見立てて、5時20分(斜めのカタカナの「ニ」)に描くと、「食事は終了です」の合図となります。
デザートスプーン、デザートナイフ等は、コーヒースプーンが手前にあれば、手向こうから順に扱いますが、コーヒースプーンを最後に使用することになりますので、コーヒースプーンが手向こうに置いてあるならば、手前から順に使います。指先はふんわりとアーチ型に描くと、いらぬ力を入れずに金属音も避けられます。
小型バックは膝の上、やや大きめのバックは椅子の背に置くか、バックハンガーを用意しておいて掛けておきます。立ち座り出来るようなお腹周りに余裕のある装いと、椅子に掛けた時に、膝があいてもよいドレスを選ぶことをお勧め致します。
一度ママズドレスに下見に行き、着用してあらかじめ動きをチェックしておくこともお勧め致します。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2024年4月13日
ママズドレスの商品はどれも素敵なのですが、ドレスの色目やアクセサリー等のみ褒めすぎて、その会話ばかり続けると、一瞬は嬉しいのですが、時間が経つにつれて、逆なでしてしまいます。
いつも会っている友達や親戚ではないので、会話に困って、「何かお話をしなければ…」と焦ってしまう気持ちもわかります。
話し上手より聞き上手という言葉がございますが、上手にお話しようと思わず、人の話を上手に聞けばよいのです。
「ハ行」の「ハヒフヘホ」で相槌を打つのは関心は致しません。「はぁ」「へぇ」「ふ~ん」等と相槌を打つ方が多いのですが、「聞いてました?」「わかりました?」と言いたくなります。
相槌は終わりが「、」ではなく「。」で打つ。
「サ行」の「サシスセソ」で相槌を打つことをお勧め致します。「サ」は「さようでございますか。」「さすがでございますね。」、「シ」は「知らなかったです。」「知って良かったです。」。「ス」は「素晴らしいお話です。」「すごい事です。」、「セ」は「正確な事と存じます。」「正解と存じます。」、「ソ」は「そういうことなんですね。」「それからどうなったのですか。」等と言えば、話している方は会話がはずみます。
また、ジーっと聞くのではなく、頭を上から下に15cm前後、オーバーアクションで頭を上げ下ろし致します。2~3cm小刻みに頭を上げ下ろしすると、「知ってるわ」「わかってるわ」と言われているようで、話す気力は薄れます。一生懸命真面目に聞いていても、返事や聞いてくれている動きが見えないと、気持ちや心は伝わりにくい。人間にはテレパシーや霊感はないので、心や気持ちは形で伝えましょう。形が見えれば、心も気持ちも入ります。
どうしても会話をすすめるなら「キドニタテカケセシ衣食住」が良いでしょう。
「キ」は季節の現在、過去、未来とわけ、例えば、「ここのところ気持ちの良い気候ですよね。一週間前は寒かったのに、これからはどんどん暖かくなるのでしょうね」等。
「ド」は道路情報、「本日は交通渋滞はありませんでしたが、○週間前は大渋滞。この先休みが重なるともっと大渋滞になるのでしょうね」等。
「ニ」はニュース、「タ」は旅(旅行)、「テ」は天気、「カ」は家族、「ケ」は健康、「セ」は姓のお名前、「シ」は趣味。「衣」は着る物、「食」は食べ物、「住」は住んでいる所、となりますが、いきなり趣味を言われてもしらけてしまいますし、何がお好きと言われてもビックリします。
上から下に、現在、過去、未来と会話すると2~3時間は会話に困りません。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2024年2月10日
今回は美しい立ち居振る舞い(所作)について記載致したいと存じます。
ドレスで歩く時は背筋を伸ばすと同時に膝も伸ばしましょう。前のめりにならぬ様、頭の上から糸で引き上げられるようなイメージをもちます。ヒールのある靴を履いている時は、土踏まずの辺りに重心がくるよう意識します。目線は、屋外では真っ直ぐ10メートル前後先を見るつもりで、室内ではやや下向きで5メートル前後先を見るイメージ。手は、屋外では軽く前後に振っても構いませんが、室内では振らないように致しましょう。
階段の昇り降りは、空いている方の手でドレスの裾を軽く摘み上げ、上体を真っ直ぐ、上に引き上げられる様に、のぼる時はつま先を階段に浅くかけ(3分の2だけ階段にのせる)、降りる時も背筋を伸ばし、つま先から静かに降ります(つま先を階段から少し出して、足の指で階段のふちを掴むようなイメージで、パタパタと大きな足音をたてぬように致しましょう)。体はやや中央に斜めに向けて、階段の端の方を昇り降りした方がより品が出ます。
御辞儀をする時は儀式(挙式、葬式等)儀礼的以外は頭を下げず、挨拶する時は、「おめでとうございます」の一行の終わりぎみの「ご」の位置より、頭を下げるつもりで腰から折りましょう(言葉片道、無言で上げる)。
語頭から声を高くせずに、語尾を上げましょう。コミュニケーションの第一歩は相手の顔を見ることで、相手がお急ぎなのか、ご気分はどうなのか等、相手の空気を読み取って行動することが大切です。笑顔で(歯を上4本、下4本の合計8本以上出す)、声の響きは心の響きだということを忘れず、相手に聞こえるとっつきやすい立ち居振る舞いを致しましょう。また、「ありがとうございま~~~す」と伸ばしたりせず、更には、自分のことを「僕」や「わたし」と言うのは私生活では構いませんが、公の場所では「ワタクシ」と4文字で、「です」は「ございます」、「します」は「致します」と、「失礼致します」「お待たせ致しました」等と公と私のけじめを忘れずに。
くれぐれもご招待して頂いた方に恥をかかせぬ様、装いだけではなく、表情、立ち居振る舞いも心得ましょう。
一度、ママズドレスにてパンプスを履いて、大きな鏡前で練習すると、よりドレスが美しく映えて、自信がもてることでしょう。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2024年1月15日
品性のある美しい女性の立ち姿についてでございます。
かかとをつけ、つま先を靴の長さ程開き、どちらかの足を半足下げ(一方のかかとが、後ろの足の甲の真ん中につく)、後ろに引いた足に体重をかけます。疲れてきたら、また後ろの足を半足出し、重心を後足にかけます。そうすると時間が経っても疲れませんし、一本足の鶴の足、フラミンゴの足のように細くも見えます。
手はおへその辺りで手の甲が見えぬ様、深く組み、腕は脇につけVラインを描きましょう。あごは上げ過ぎず、平面よりやや下を見て、肩の力を抜いて、胃と腸に緊張感を与えましょう。女性はOラインに描くとより美しく見えます。
椅子に掛ける時は、椅子の左側より出入りをしますが、椅子に深く腰かけず、背筋を伸ばし、背もたれせぬ様、椅子と背中が握りこぶし1つ半前後空け、前もテーブルから胃までの間隔を握りこぶし1つ半空けます。決して人のいらっしゃる場所で靴を脱いだり、足を組むことは避けましょう。
大きな荷物は持ち込まず、腕に下げられる小さなバック(女の七つ道具のハンカチ、ティッシュ、口紅、紅筆、手帳、ペン、携帯電話が入るもの)を持ち、他はひとまとめにしてクロークに預けておきましょう。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2023年12月10日
今回はメイクアップのマナーについて記載致したいと存じます。
躾だしなみの中の化粧として大切なことは、清潔感を保ち、好感を与えるナチュラルな化粧が良く、昼間は自然な色目、夜の出席になるほど、目はくっきりとしたやや濃い目の化粧が適しています。
眉はお顔の額縁であるのでカットを忘れず、紅をさすというのは年齢関係なく、口紅とチークが同色の色目をお勧めと同時に、髪型も研究致しておきましょう。顔の色目は服の面積の多い所に占めるのが良く、女性らしさを演出する色目はローズ、ピンク系、ブラウン系が適していますが、落ち着いた大人の方は、やや暗めのゴールド系ブラウンがよく映えます。くれぐれも首と顔の色の差が出ないトーンのファンデーションとし、口紅の色は服とコーディネートを考えて、ティッシュオフを忘れずに。メイクは普段より華やかなメイクを心掛け、ドレスの華やかさにメイクが負けることがないよう、ファンデーションは少し明るめ、アイシャドウはラメやパール入りの物を使い、リップはグロスを重ねて艶を出すことをお勧め致します。洋服の多彩色をお選びになる時は、ナチュラルすぎると顔が負けてしまうことがありますので、まず洋服の下見に行くことをお勧め致します。
ちなみにママズドレスは下見も気軽に受けて下さいますので、予約をとっておくと担当がついて下さいます。
香水をつける時は発汗、体温によって同じ香水でも各自で香りが違います。まず一段階でつけてみて、15cmくらいから離して匂わします。そのものずばりの匂いとなりますが、15分前後致しましてから、再度匂わすと自分の匂いとなります。純度の高い物は残り香があります。つける所は体温の高い所、発汗のある所がよく、手の平、耳の後ろ、生え際、ふしぶし等が適しています。洋服に付けたいならば、裏地の裾の裏が良く、白い布地の絹は変色する恐れがありますので避けましょう。ライム系は柑橘類で植物、果実のグーリンの匂いとなり、フローラルは花の匂いとなりますが、生理の時は水を沢山含んだトワレ系の無臭の物を使いましょう。くれぐれも色も香りもほどほどに。
尚、目上の方、還暦祝い、喜寿祝いの寿賀の席、受賞祝い、結婚記念日等、主たる方が中心となる改まった席でのお招きは、そちらの方より、装い・化粧・香りは全て控えめな方が礼儀にかなっています。
~ママズドレスから~
ママズドレスのドレスや小物はレンタル商品ですので、直接香水をお付け頂く事は、ご遠慮頂いております。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2023年11月11日
今回は慶事の小物(手袋、帽子、靴、ハンドバッグ、アクセサリー)について説明を致したいと存じます。
手袋は防寒用としての使用もございますが、洋服の格が上がれば上がるほど、手袋をはめます。欧米では手袋と帽子はレディ(淑女)の象徴で、飲み物を頂くまでは手袋は取りません。よって、女性は手袋をはめたまま握手しても良く、脱いだ手袋は左手にまとめておくか、ハンドバッグに少し先を見せ、「用意しております」という意味で入れておきましょう。男性はモーニングの礼装の時は必ず白い手袋を持ちますが、女性と違って、手袋をはめたまま握手は致しません。
帽子は女性の場合、オシャレ的要素が強く、野外や帽子のつばの広いものは脱がないといけないのですが、私室で帽子を脱ぐと、「貴方と共にします」という意味になりかねないので注意しましょう。
靴はヒールが高くなると、オシャレ性が高く、正式となります。中でもエナメル、あるいはシルクの何も飾りのないプレーンなものが正式となり、ヒールが低くなるほど略式で実用性が高くなります。
ハンドバッグは大きいものより、小さくなるほど格が高くなります。カクテルドレスやイブニングドレスになってくると手首のみでかけられる物が好適でございます。夜は虫類は避け、オーストリッチ(ダチョウ)等はオシャレ性が強くなります。
指輪は身分を示す印で、所在の位を示す王冠と同じで、他の宝石のない高いプライドを持っており、健康や邪気を払う誕生石や、お守りと一緒であったわけでございます。宝石は流行とは違い、本物のアクセサリーは一カ所のみ、ワンポイントにまとめる方がオシャレとなります。ドレスにはダイヤのような柔らかなものが合い、スーツには真珠等、固いものを合わせると調和がとれます。
コサージュの位置は左肩から、左のバストトップのライン上に飾るとより華やかで美しく見えます。コサージュは最後のポイントでもある為、ドレスの色、長さ、型によって自分に合わせて実際に選ぶことをお勧め致します。また、生花をおつけになる方がございますが、植物の色素がご出席頂いた方につくことがございますので、こちらは気遣いが必要となります。
ちなみに見に行くだけでも気軽に受けて頂けますママズドレスに、下見に行っても良いかと存じます。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2023年10月12日
今回は洋装の格順ときまりについて認識して頂こうと存じます。
午前中にお招きを受け、出席する場合の洋装は何が適しているのかと申しますと、午前中はモーニングタイムとかビジネスタイムと申しますが、略装のビジネスウェアのスーツが基本。立った時、スカート丈が膝頭すれすれ、座った時、少し膝が出ます。上下が別。袖がついていて、素材は出来れば広範囲の機能に耐えるものとなります。
午後2時~3時前後はアフタヌーンタイムとなり、街着のワンピースが基本。立った時、スカート丈は膝頭が隠れ、座った時も膝頭がゆったりと隠れる。袖は長袖か七分か五分までで、柔らかい素材が適しています。
午後3時から夕方をカクテルタイムと申しますが、お付き合いの時間に変わってまいります。略礼装のカクテルドレスが基本。スカート丈がふくらはぎ前後(ミディ)(ミモレ)、袖は五分か半袖で、たっぷりと量感のあるデザインで素材は柔らかなもの。
夜7時以降は贅沢な社交の時間のイブニングタイムとなり、礼装のイブニングドレスが基本。裾は床たっぷりで靴の先の見えない程度。両腕のつけ根(胸の線)から上部で露出。華やかでラメ等あしらった豪華なもの。
長時間のパーティーで昼から夜まで出席する場合は、袖のあるロングドレスか、ロングドレスの上にはおれる上着を持っておくとよいでしょう。
上記のように女性の装いは時計の針が進むにつれて、スカート丈は長くなり、袖が短くなると覚えるとおよばれに困らないでしょう。
お招きの際、二次会、三次会ですので平服でお越し下さいと記してあっても、普段着で出席するとその場に不釣り合いな服装で恥をかきます。どんな略式のお招きであっても、午前中ならブレザーかはおれるもの、午後ならフォーマルなワンピースがお招きの心得でございます。
カクテルドレスやロングドレス等を着用する時は、背筋を伸ばした美しい姿勢と立ち居振る舞いが大切です。日頃より歩き方、エスカレーターや階段の昇り降りや、椅子の立ち座り等をレッスンしておきましょう。
今後美しい立ち座り、人をひきつける立ち居振る舞い等を掲載することに致しまして、まずは次回、持ち物とアクセサリーをお伝え致したいと存じます。
~エレガント マナースクール 平林先生より~
投稿日: 2023年9月12日
TPOとは、Time(時間)・Place(場所)・Object(目的)あるいはOccasion(条件)となり、洋服はT(時間)とP(場所)によって装いやルールがあり、和服はP(場所)とO(目的あるいは条件)を重んじます。
洋装の時間と場所の種類と着こなしは、昼の正礼装・準礼装、夜の正礼装・準礼装の4つに区分されます。
昼の正礼装はアフタヌーンドレス。昼過ぎから夕方まで着用が出来、結婚式や披露宴での装い。スカート丈は膝下からからくるぶしまでの長さで、袖は長袖か七分、襟が詰まっているものが一般的。
昼の準礼装はセミアフタヌーンドレスで、友人や知人の結婚式や披露宴、式典にも適しています。ワンピースやアンサンブル等が基本。スカート丈は膝下からからくるぶしまでの長さで、袖は長袖か七分が基本となります。
夜の正礼装はイブニングドレス。午後7時以降で夜の贅沢な時間や社交の時間、正式なディナーパーティー等での装い。裾はたっぷりで、靴先が見えない程度、袖はなく、両腕から付け根もしくは胸の線まで上部を露出。一般的にはあまり着用機会がございません。
夜の準礼装はカクテルドレス。午後3時以降から夜にかけて結婚式や披露宴、もしくは気軽なパーティーに着用できます。裾は膝下くらいからくるぶし辺りまで。袖は半袖かノースリーブ。
TPOは大切でございますが、その前に躾だしなみ、装い、オシャレを理解して頂きたいと存じます。躾だしなみは、装い、オシャレとは、一つのものではなく、別々に属し、躾だしなみは身をたしなむということであり、装いはTPOを重んじたもの。オシャレはお金と時間と努力がないと出来かねるので、ピラミッドで言うと、一番下が躾だしなみ、その上が装い、一番上がオシャレとなるわけです。
ピラミッドの一番下が崩れたら、全てが崩れてしますと心得ておくことが必要でしょう。
優雅なドレスを着ていても、口紅がグラスにべったり付いていたり、ストッキングが伝線していると、同席の方にいらぬ気を遣わせたり、食欲が半減してしまいます。
色調や華やかさを重んじる前に、身をたしなむと言うことを基本の上で、装いやオシャレを楽しみましょう。
~お父様の正礼装~
投稿日: 2022年3月18日
ホテルや専門式場などでのお父様の服装は、「正礼装」が基本です。朝から夕方くらいまでの挙式・披露宴の場合は、「モーニング」が最もフォーマルな装いで、夕方以降の場合は「タキシード」が正式です。
只日本では、夕方からのご結婚式でもモーニングをお召しになる方が多数いらっしゃいます。
ママズドレスでは、ご夫婦様での特典もありますので、是非ご夫婦様でのご試着をお待ちしております。
尚、予約制となっておりますので、ご来店前にメールまたはTELにてご連絡をお願い致します。
~ご新婦様のお母様は~
投稿日: 2021年12月12日
ご結婚式のイベントの中で、ご新婦様のお母様はベールをおろす“ベールダウン”や、ご新婦様のエスコートをされるお母様もいらっしゃいます。
ベールダウンに込められた素敵な意味とは
挙式の直前に新婦のベールを新婦の母親や大切な方におろしてもらうセレモニーです。
新婦の身支度の仕上げとして純白のベールをおろす瞬間は、結婚の時を迎える幸せの瞬間。
このベールダウンのセレモニーには2つの意味があるといわれています。
・魔除けの意味
ヨーロッパのある地方では、結婚式の当日に花嫁が教会へ向かう途中に悪魔にさらわれるという古い迷信があります。
そこで、母親が花嫁の顔にベールをかぶせ、悪魔に見つからないように教会へ向かったと言われています。
ベールには「愛する娘を災いから守ってくれますように」という、母親の願いが込められているようです。
・母親が手伝う最後の身支度という意味
母親は娘が生まれてからずっと傍らで成長を見守り、助けてきました。
結婚式当日に新婦がウェディングドレスを身にまとい、ベールをおろすのは身支度の仕上げです。
「今まではそばで見守っていたけれど、これからは新郎さんが守ってくれるね。喜んで送り出すわね。幸せになってね。」母親のそんな思いを込めて、新婦の身支度を完成させるという意味があります。
現在の結婚式は、ご両親や家族への温かい絆を組み込んだご結婚式も増えて来ています。
ママズドレスでは、お母様にもオシャレをして頂いて、思い出深い結婚式になるようお手伝いをさせて頂いております。
是非ご来店をお待ちしております。
~冬婚のお花、その魅力~
投稿日: 2021年11月28日
いよいよ11月も終わりですね。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、冬に結婚式を計画するお嬢様の中には、「冬はお花が少ないからなぁ・・」と躊躇している方も多いのではないでしょうか?
でも、意外とそんなことは ないんですよ。
冬に旬を迎えるお花って、意外と多く、見た目も華やかなものが多いです。
今日は、そんな冬のお花を紹介しつつ、花言葉も少しご紹介してみようと思います。
ロマンティックなウィンターウエディングの花嫁様を応援します!!
その1 カトレア
花言葉は「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」
【洋蘭の女王】と言われるカトレア。
豪華で華やかな姿は、主役の花嫁様にピッタリのお花です。
その2 アマリリス
花言葉「誇り」「素晴らしく美しい」
大輪の華やかなアマリリス、茎も長くて、ブーケにも向いていますよね。
差し色のお花としても、ぴったりです。
その3 ラナンキュラス
花言葉「とても魅力的」「華やかな魅力」
花びらがびっしり詰まって、大ぶりのラナンキュラス。大人かわいい魅力に溢れています。
淡い色のラナンキュラスはテーブルに飾ると、女性ゲストの視線を釘付けにするかも?!
その4 クリスマスローズ
花言葉「追憶」
クリスマスローズが好きな女性は多いのではないのでしょうか?
可憐で、人を惹き付ける魅力がありますね。
イエス・キリストが誕生したとき、羊飼いの少女からお祝いとして贈られたと言われているお花です。
まさに12月にピッタリのお花ですよね。
可憐なお花なので、繊細なブーケなどにピッタリです。
番外編 コットンフラワー
花言葉「私を包んで」
いかにも冬のお花らしく、温かみのある雰囲気のコットンフラワー。
枝から、丸みのある白い綿のお花が。
おしゃれな花嫁さんにぴったりですね。
冬のお花にも素敵なものがたくさんありますね。
素敵な冬婚となりますように。
結婚式のご準備の一つに、大切なご両親様の洋装も、是非ママズドレスで如何でしょうか。