結婚式母親ドレスレンタル専門店のママズドレス

スタッフブログ

女性の正礼装とは?

投稿日: 2021年7月13日

蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

ブライダルマナーコンサルタントの岡澤ひとみでございます。

      

さて、「正礼装、準礼装」という言葉を何かで聞かれたことは、ありますか?

正式な格を有した服装を正礼装と呼び、もう少しカジュアルな服装を準礼装と呼びます。

 

これは日本の民族衣装である着物にも、歴然とキマリがありますよね。

いずれも5つ紋の色留袖、黒留袖が既婚女性の正礼装となり、

振袖が未婚女性の正礼装です。 

訪問着や色無地は準礼装となります。

     

洋装の場合もしっかりとルールが決まっており、時間によっても変化します。

昼間の正礼装がローブモンタント。

夜間の正礼装がイブニングドレス。

 

ローブモンタントは、襟元が詰まっているか、立ち襟で露出が少ないことが特徴です。素材は光沢感のないシルクがベストです。

イブニングドレスはデコルテを見せ、ジュエリーで華やかに見せます。

素材はシルクがメインですが、光沢のあるサテンなども好まれます。

 

昼と夜では、素材の光沢感などの違い、露出の違いがあることを覚えておくと便利ですね。

ただし、日本では夜でも、母上様の肌の露出は控えめになさる方が無難だと感じます。

     

フォーマルの考えでいくと、結婚式でホスト役(ゲストをお迎えする主催者のこと)である母上が着用されるドレスは、ローブモンタントかイブニングドレスが相応しいということになります。

日常的なワンピースやスーツでは、正装で参列されているゲストの方々に対して、失礼になってしまうのです。

 

もちろん披露宴会場の場所や格式を加味して、選ぶ必要はありますが、お留袖に代わる正装ドレスとなると、上記が正式でしょう。

上品に共布のボレロなどを着用され、肘を見せないというのが一般的です。

チャペル式でドレス姿のお嬢様の横に、正式なドレス姿のお母様という光景は、格式も主催者としても、ゲストの皆さまに安心感を与えますよね。

     

それでは、次回は準礼装について、お話をさせていただこうと思います。

 

岡澤 ひとみ

 

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結婚式の招待状からそのウエディングの主催者がわかります

投稿日: 2021年7月5日

毎日暑い日が続いております。
いかがお過ごしでしょうか?
ウエディングマナーコンサルタントの岡澤ひとみです。

 

さて、コロナ渦での結婚式。

 

緊急事態宣言や蔓延防止法などの取り決めで、お酒を出せない披露宴など、今までに誰もが経験したことのない結婚式のスタイルが始まっています。

 

例えば、緊急事態宣言が発令されている地域では、以下のようなガイドラインが設けられています。こちらは【公益社団法人日本ブライダル文化振興協会BIA】のHPから引用させていただいたもので、協会から事業所(式場)あてに送られている文章です。
(BIAのホームページ公益社団法人日本ブライダル文化振興協会 (bia.or.jp))

 

政府から発出されている緊急事態宣言では、結婚式は、酒類、カラオケ設備の提供停止、営業時間の短縮(~20時)が要請されております。
また、「1.5時間以内の開催」・「50人又は収容定員の50%のいずれか小さいほう」への協力の働きかけを要請されております。結婚式をホテルの宴会場等で行う場合も同様です。
本措置については、都道府県の判断で変更になることはありませんので、要請の遵守及び働きかけについても、お客様に協力していただくようご依頼ください。また、本要請については、結婚式場営業継続の条件として政府から求められたものですので、必ず遵守いただきますようお願いいたします。

 

このような取り決めの中でカップルさんたちは披露宴開催を迷い、悩んでおられます。
そこで、家族だけの結婚式や親族だけの結婚式を行う決断をするカップルもいらっしゃいます。

 

そんな場合は、結婚式の招待状は作成しないカップルも多いのですが、もし、招待状を作成される際の豆知識として…

ご両親が主催者になる場合は、差出人がご両家の父上(または母上か親戚)の名前で、招待状を作成します。
差出人の名が、新郎新婦様、二人のお名前の場合は、新郎新婦様が主催者であることを表します。


結婚式の招待状を作成する場合は、そこがとても重要なポイントになりますので、知っておくと便利だと思います。

 

どちらにしましても、ご両親様はホスト側ではありますので、それにふさわしい服装が必要です。

 

正礼装や、準礼装について、これから数回に分け、ブログを綴っていきたいと思います。

 

岡澤ひとみ

 

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6月の誕生石パールのこと

投稿日: 2021年6月21日

ジメッとした蒸し暑い日が続きますが、皆さま いかがお過ごしでしょうか?

マナーコンサルタント岡澤 ひとみでございます。

 

さて、今日は6月の誕生石であるパールについて、少しお話をしたいと思います。

私は、パールが大好きです。その理由は、これほどオールマイティな宝石はないからです。

 

冠婚葬祭をはじめ、フォーマルな装いからデニムなどのカジュアルな装いまで、定番的に身につけられ、年齢や流行にも左右されません。

 

最近では「メンズパール」というファッションに敏感な男性までもが、パールに夢中なのです!!

デザイナーのマーク・ジェイコブスがシャツにセーター、デニムというスタイルにパールネックレスを合わせたのがきっかけで、男性にもたちまちパールをアクセサリーに用いる人が現れたのです!!

 

こうなっては、女性の私達も負けてはいられません!?

どんどん、日常にもパールのアクセサリーを用いておしゃれを楽しみたいところです。

 

パールは「月の涙」「涙のしずく」を象徴するアクセサリーですので、本来はアクセサリーをつけない弔事の場でも、着用が許されている宝石です。

また、石言葉には「健康」「長寿」「富」などがあり、ウエディングのシーンでも、欠かせない世界共通のアクセサリーです。

 

40センチくらいのパールのネックレスを1本持っていれば、どんなシーンにも役立ってくれるでしょう。

 

お使いになる時は、スプレーや強い力がかからないようにするために、お着替えや髪の毛のセットなどが終わったあとに、着用されることをお勧めします。

 

また、汗に弱いので、使い終わったあとは必ず専用のクロスで優しく拭いて、お手入れをすると安心ですね。

2年に1回は、糸の交換をしておくと、糸切れの心配も軽減されます。

 

こんなことを書いておいて、私のパールの75センチのネックレスは、先日糸切れしてしまい、そのままになっていました。

早速修理に出すとします!!

 

岡澤ひとみ

 

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ルールとマナー監修の岡澤先生から

投稿日: 2021年6月13日

皆さま、はじめまして。

岡澤ひとみと申します。

 

このたび、ママズドレス様のマナー監修を担当させていただくこととなりました。

ブログを通して、皆さまと楽しくマナーについてのコミュニケーションができればと考えております。

どうぞ、宜しくお願いいたします。

 

さて、本日は初回ですので、私の自己紹介を書かせていいただこうと思います。

 

私はもともと、ウエディングプランナーとして大阪のリーガロイヤルホテルで婚礼のお仕事をスタートさせました。

その後、ザ・リッツ・カールトン大阪でもウエディングプランナーとして勤め、10年間で約700組以上の結婚式を担当させていただきました。

 

その後、大阪の大手専門学校でブライダル講師としてウエディングプランナーの育成を通し、マナー指導を行って参りました。

同時に独立し「株式会社WEDDGE」の代表を務めております。

 

2010年、2011年にはマスターオブブライダルコーディネーターというブライダルプランナーのコンテストで、ファイナリストに選出され、

 

ご縁をいただき、金沢の結婚式場で総支配人や、企業様のマナーコンサルタントのお仕事もさせて頂きました。

今は京都にございますブライダルの専門学校でマナーとブライダルの指導を行っております。

2019年には、つた書房様から「今さら聞けない社会人としての常識とマナーQ&A」という社会人1年目の方々に向けたマナー本も出版させていただきました。

 

振り返ってみますと、婚礼の仕事を通し、マナーに携わって20年以上が経ちました。

 

ママズドレス様とのご縁をいただき、チャペル式でお母様が安心して、正装のドレスをお召いただけることのお手伝いができることを、とても嬉しく思っております。

 

正式なフォーマルの洋装で、ご自身らしくお子様のウエディングに参列し、主催者としても気後れしない装いのルールをブログでも発信させていただければと考えております。

 

どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

ブログの感想やご質問も、お気軽にご連絡くださいませ。

 

岡澤 ひとみ

 

~ママズドレスから~

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