すっかり寒さも増してきました。いかがお過ごしでしょうか?
さて、前回までは、私の友人の娘さんや息子さんが、顔合わせや結納をするときに、友人たちから、よく聞かれる質問について書きました。
そもそも結納なのか?顔合わせなのか?を確認することの大切さや、予約する日を決める際、六輝は気にするのか?しないのか?
結納品はあるのか?ないのか?
予約をするのは誰か?どんな場所がいいのか?
服装はどうすれば?支払いは誰がするのか?などを書きました。
結納品については、地方ごとに大きな差がありますので、近隣のデパートや結納屋さんを訪ね、確認するのが一番賢明です。
さて今回は、【顔合わせの席での会話】にふさわしい話題や、両家でせっかくなら話し合っておくと安心なことを書いてみたいと思います。
もちろん、一般的な会食のマナー通り、話の話題でふさわしくないのは、宗教、政治、他人の噂話、悪口です。
結婚するとなると、相手側の宗教について関心はあると思いますが、それについては、顔合わせまでにお互いの娘、息子を通して、お互いに話し合っておく方がいいでしょう。
顔合わせの場で、話がこじれ大喧嘩になったり、揉めたりしないようにしておきたいものです。
また、おめでたい席にふさわしくない、不幸なお話しや気持ちが落ち込むような暗い話題は避け、忌み言葉である「別れる」「切れる」「離れる」「割れる」などの言葉にも気をつけたいものです。
明るい話題を心がけ、場が明るくなるような内容がベストです。
差し障りのないお天気の話から始めて、お食事に出てくる食材などに出身地のものがあれば、そういった話題もお互いが話しやすい話題になるはずです。
また、新郎新婦の小さいときの思い出話などは、両家ともに興味を持ちやすく、場も和み、話も盛り上がるでしょう。
ただ、持ち物の自慢や食べ物についての自慢と取られるような内容のことは慎むのが賢明です。
また、話の流れで結婚式のスタイルや披露宴の招待客の顔ぶれ、段取り(日取りなども)を話し合っておくと、結婚式準備もスムーズに進むはずです。
娘、息子の結婚は、新しい家族が増え、人間関係が広がる場面です。
心を開き、お互いが気持ちの良いお付き合いのスタートとなりますように。