【ドレスは心もシンデレラ】
衣服は心に魔法をかけます。素敵なお召し物を着ると人に見て頂きたいと思い、顔の手入れに時間をかけ、背筋が伸び、着飾ったことにより長時間外出します。ノーメイクの普段着で家にこもっていたら、リラックスし過ぎてお腹に肉がたまる一方であろう。しかし、ドレスを着用したらどんなダイエットよりも効果あり。
年末は1年間のご褒美の時期でもあります。仕事や家族のことばかりしてきたあなた。今日という日はもう戻らない。まだまだ綺麗になり、若々しくなること、オシャレをして楽しみましょう。少し贅沢となるかもしれませんが、あなたが綺麗になることは家族も応援してくれます。
さて、次に「言葉づかい」はキツイ人と思われないようにするためにも、最後にクエッション(?)の形をつけましょう。ア行で言うなら、「ありますか?」「ありますでしょうか?」「いけますか?」「いけますでしょうか?」「うけてくれますか?」「うけて頂けますでしょうか?」「遠慮しなくてもいいですか?」「遠慮したほうがよろしいでしょうか?」「お願い出来ますか?」「お願い致しましてもよろしゅうございますか?」等と相手に依頼をする時はクエッションで言えば差し障りはないし、相手が返事をして下さることによって、動いて下さることにより、よりプラスとなります。
次は立居振舞。ムダというものには「不必要なムダ」と「必要なムダ」がありますので必要なムダを手掛けること。例えば、左側の方がグラスを持っていて、ビール、ジュース、ペットボトルを注ぐ時、左側の方に右手で一気に注ぐことが一般的。しかし、こちらは家の中ですること。人の前では、左側の方に注ぐ時、一旦ビンやボトルの中央を左手で持ち、右手を添え、左手を注ぐビンの下に手をずらし、そのまま両手でグラスに注ぎます。右側の方に注ぐ場合は全て逆。こちらは時間のムダ、手間がかかるのですが、必要なムダは品があって綺麗に見えて、人をひきつける要素があります。ずっとするのではなく、あくまでも人がいらっしゃる時の所作はムダなことをすることが効果的。
沢山のドレスの中から、心のシンデレラの時期として思いっきり着飾って、1年間のご褒美としてディナーショーやクリスマスイベント等に出掛けて、1年のうっぷんを晴らす。これほど女子力を高める手法はないかと存じます。
夢を見ることで、「今年もいい人生の1年だったなぁ」という充実感を女性ならではのドレスに包み込むのはいかがでしょうか。


