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【豆知識コーナー☆婚礼の歴史】

~白無垢、打掛からウェディングドレスでのチャペル式に移り変わるまで~

《大正期》
天皇の婚礼の儀をきっかけに、日本で「神様の前で結婚を誓う」という儀式がこの頃から始まったと言われています。
それまでは家の中で「祝言を挙げる」(身内で家の中で祝杯を挙げ会食)のが一般的でした。
当時の女性は普段から着物で生活していましたので、晴れの日の衣装も着物がほとんどでした。
 
《昭和期》
第2次世界大戦後は公民館等で披露宴を行うのが一般的となります。
昭和30年代以降になると、芸能人がホテルで豪華挙式を行うことが話題となり、一般市民にもホテルでの披露宴があこがれ→メジャーとなっていきます。
それに伴い、専門の結婚式場が増えていきました。神前式以外にチャペル式も登場。ウェディングドレスに憧れる女性も増えていきました。
披露宴では新郎新婦がゴンドラやスモークの中から登場したりとユニークなスタイルもありました。
昭和56年(1981年)にはダイアナ妃の婚礼の様子が日本でも大々的に報道され、ゴージャスなドレスに注目が集まりました。
昭和60年代になると、益々「ハデ婚」と言われる程豪華な結婚披露宴が増えて行きます。
芸能人が「総額5億円挙式!」などもよく耳にしました。背の高いウェディングケーキが主流でした。
 
《平成以降~》
バブル崩壊とともに披露宴は行わず入籍のみという「ジミ婚」というスタイルも認知され、家族や小規模の人数でアットホームに行うレストランウエディングもこの頃から増えていきました。
その後はオリジナリティを求めるカップルも増え、最近人気の挙式場は大きなチャペルや海外の豪邸、リゾート地を思わせるような異空間を楽しめる会場が主流です。
 
時代とともに出席する方達の服装も少しずつ変化があります。
ご友人の女性はより華やかに、男性も以前に比べるとブラックスーツの姿が少なくオシャレなスーツの方をお見かけします。
 
そしてお母様!
挙式スタイルのほとんどがチャペル式のこの頃、洋装でご出席されたいお母様が増え、新婦様からも母親にドレスを着てほしいとのお声も高まってきています。